モンロー・ソルト・ワークス(MONROE SALT WORKS)は、30年位前にアメリカ・メイン州でロナルド・ガーフィンケル氏によって創始された手作りの陶器です。趣きのあるそのスタイルは、日本ではまだ知られていませんが、アメリカでは愛好されています。スミソニアン博物館などのコレクションに加えられていることからも、その工芸品としての質の高さがわかります。実用品としても素晴らしい陶器です。個性的なデザインと古い作陶方法が融合した飽きのこないハンドメイドの味わいを十分に楽しめます。 モンロー・ソルト・ワークスはその名の通り、高温の「塩焼き」の技法で作られています。窯の温度が1200度に達したとき、岩塩を投げ入れて表面に独特の肌目を生じさせます。窯の中の位置、火の当たり具合、そしてときには外の天候の変化によって仕上がりが左右されるため、一点一点ひとつとして同じ物ができません。この偶然の生み出すバリエーションがモンロー・ソルト・ワークスの最大の面白さで、ひとつひとつ異なった個性をもっています。また、ストーンウエアは陶磁器の一種で、陶器と磁器の中間的な性質を持つ焼き物で、日本語では「炻器(せっき)」とも呼ばれます。耐久性が高く汚れが付きにくいという優れものです。 こちらは、アメリカ東海岸らしい、鱒と水草のデザインのマグカップです。 暫く前に、アメリカニューイングランドの雑貨専門店で購入しました。お店はすでにありません。カップの裏に作者のサイン、MONROE SALT WORKS、MONROE MAINE と描かれています。 全体の落ち着いた濃いベージュ色に青の口縁、魚と藻が美しくとても素敵で大ぶりなカップです。 ガラス棚の奥に入れたまま、未使用です。 ヴィンテージですが、とても良いコンディションです。